新宿区中里町神楽坂駅・江戸川橋神楽坂駅の泌尿器科・女性泌尿器科・内科
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尿道炎

尿道炎
〜排尿時の違和感、放っておいていませんか?〜

尿道炎とは

尿道炎とは、尿道(尿を排泄する管)に炎症が起きる病気です。
男女問わず発症しますが、特に男性は尿道が長いため、はっきりとした症状が出やすい傾向があります。

多くは細菌やウイルスなどの感染が原因で、排尿時の痛みや、尿道からの分泌物が主な症状です。中には性感染症(性病)によって起こるケースもあります。

「最近、排尿時に違和感がある」「下着に黄色い分泌物がつく」「尿がにごっている気がする」
そんな症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。

主な症状

尿道炎

尿道炎の症状には以下のようなものがあります。
  • 排尿時の痛みやしみる感じ(排尿痛)
  • 尿道のかゆみ、ムズムズ感
  • 尿道からの膿や分泌物(特に朝)
  • 尿がにごる、血が混じることがある
  • 頻尿、残尿感

症状の強さには個人差がありますが、初期のうちに治療を始めることで、重症化や再発を防ぐことができます。

尿道炎の原因

尿道炎は大きく「感染性」と「非感染性」に分けられます。

感染性尿道炎(多くはこのタイプ)

  • クラミジア感染症若年層に多く、無症状のこともありますが、放置すると不妊の原因になることも。
  • 淋菌感染症強い排尿痛や膿が特徴的で、感染力が非常に高い性病のひとつです。
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ近年注目されている原因菌で、クラミジアと似た症状が出ます。
  • その他の細菌による感染大腸菌など、性行為とは無関係に発症する場合もあります。

非感染性尿道炎

  • 石鹸やボディソープによる刺激
  • 自転車・バイクなどによる機械的刺激
  • カテーテルなど医療処置の影響
  • アレルギー反応

検査と診断方法

当院では、症状に応じて以下のような検査を行っています。

  • 尿検査(白血球・細菌の有無)
  • 尿道分泌物の検査(必要に応じて)
  • 性感染症の検査(クラミジア・淋菌・マイコプラズマ など)
  • 必要に応じて血液検査

プライバシーに配慮した環境で、安心して検査を受けていただけます。

治療方法

尿道炎は、原因菌に合った抗生物質による治療が基本です。
また、性感染症の場合、パートナーの同時治療も非常に重要です。片方だけが治療しても、再感染する可能性があります。

※市販薬や自己判断での治療は避け、医師の診断を受けることをお勧めいたします。

放置してしまうと…

尿道炎を放置すると、以下のような合併症のリスクがあります。
  • 男性:精巣上体炎、前立腺炎、不妊症
  • 女性:子宮や卵管への感染(骨盤内炎症性疾患)→ 不妊症の原因に
  • その他:パートナーへの感染拡大、慢性化による再発の繰り返し

「症状が軽いから大丈夫」と自己判断せず、早めに治療しましょう。

当院の診療について

当院は、地域に根ざした泌尿器科専門クリニックとして、尿道炎の診療にも多数の実績があります。

  • プライバシーに配慮した診察体制
  • 男性・女性ともに安心して相談できる環境
  • 性感染症を含めた幅広い検査・治療に対応

「ちょっと気になるけど、どこに相談していいか分からない」
そんなときこそ、お気軽にご相談ください。

早期発見・早期治療がとても大切な病気です。
「ちょっと変だな」と感じたら、放置せず、まずはお気軽に当院へご相談ください。
地域の皆さまの健康を、泌尿器科専門医としてしっかりサポートいたします。

よくあるご質問

パートナーにうつりますか?

性感染症が原因の場合は、パートナーにも感染する可能性があります。同時に検査・治療を受けることが大切です。

治るまでにどれくらいかかりますか?
抗生物質をしっかり服用すれば、多くは1週間程度で改善します。ただし、菌の種類や体質により異なる場合もあります。
市販薬で治せますか?
市販薬では原因菌に合った治療ができず、症状が悪化することもあります。必ず医師の診断を受けてください。

ご予約・お問い合わせ

尿道炎に関するご相談・検査・治療は、当院で対応可能です。
ご予約はお電話またはWEB予約をご利用ください。

お電話:03-3267-6638

WEB予約はこちら

文責 神楽坂泌尿器科クリニック 院長 室宮泰人