泌尿器科で扱う癌はおしっこの通り道に出来る癌が多くあります。
具体的には腎臓癌、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌です。稀な癌としては精巣癌や尿道癌などもあります。
腎臓癌は通常、症状が無い方が多く、健康診断のエコー検査などで見つかることが多い癌です。早期発見の腎臓癌は治療を受ければ予後が良い癌とされています。現在の治療の中心はロボットを用いた腎部分切除術です。腎臓の癌の部分だけをくり抜く腎機能を温存しながら癌の治療を可能にしています。
腎盂癌、尿管癌、膀胱癌は尿の通り道に出来る癌です。血尿で発見されることが多いです。
目で見て赤いおしっこでは無くても顕微鏡で見ると血液が混じっていることがあります。
これらの癌は再発率が高く、早期発見、治療がとても大切です。当院では院長自ら検尿を顕微鏡で行います。血尿がある方はエコー検査や膀胱鏡検査などの精密検査を当院で行うことが出来ます。
当院では常に最新の知見の収集をしながら患者様に併せた治療方法を提案させていただきます。他院にて提示された治療方法に疑問をお持ちの方も是非ご相談ください。